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2012.05.09.

SNS:無意識に位置情報送信・欧米!

自宅特定の弊害も!


 ソーシャルネットワークサービス(SNS)の利用が急速に拡大する中、ユーザーが投稿する情報が、携帯端末向けアプリの開発者や私立探偵などによって利用される可能性もある。

 ユーザーが携帯電話を使い、短文投稿サイト「ツイッター」でツイートしたり、写真共有サイト「Flickr(フリッカー)」に写真をアップロードするとき、位置情報も同時に送られることがある。これにより、ユーザーの自宅や行きつけの場所などが特定できることもあるという。

 元警官で現在はオンライン調査員のニール・スミス氏は、「ツイートがどの家から投稿されたか突き止めることは、時には非常に簡単だ」と述べた。同氏が頻繁に使用するアプリ「Creepy」は、ユーザーの投稿内容や写真を照合して、勤務先である可能性の高い場所などを調べることもできるという。カナダのバンクーバーや米国のアリゾナ州、コロラド州の警官も、捜査に同アプリを活用したことがあるとしている。

 一方、「FamilyTracker」や「Life360」など位置情報を送信するアプリを使うことで、家族や友人の居場所を確認することができるなど利点もある。しかしスミス氏らは、多くのSNSユーザーが無意識に自分の居場所を公表していることがあると警告している。

 ツイッターなど複数のSNSでは、ユーザーは位置情報の送信をオフにすることもできる。