2012.06.11.

宮崎・自民県連:参院選候補者5人・公募締切る!

保守分裂で混乱・あるかも!


 自民党県連は6月8日、来夏の参院選に向けた候補者公募を締め切った。募集期間は30日〜6月8日。小論文などの1次審査を経て、6月24日の2次審査で最終候補を選ぶ。スピーチや面接の後、県連執行部や地域支部代表者らでつくる選考委員会(委員長・中村幸一県連会長)の無記名投票で1人に絞り込む。


▽自民県議の清山知憲氏(30)
▽長峯誠都城市長(42)
▽前岡山市副市長の読谷山(よみやま)洋司氏(48)
▽県外に住む40代男性と、県内の60代男性の計5人が応募した。
 12日に小論文などの1次審査があり、24日の2次審査でスピーチや面接の後、選考委員会(委員長・中村幸一県連会長)の投票で候補を決める。


 前岡山市副市長の読谷山(よみやま)洋司氏(48)は6月6日、来夏の参院選に向けた自民党県連の候補者公募に応募した。
 県庁で記者会見した読谷山氏は「我が国は一刻の猶予もない危機に直面しており、一日も早く国政改革しなければならない。26年間国政と地方の現場で働いた私の力を即戦力で使ってもらいたい」と述べた。
 読谷山氏は、3〜14歳を延岡市で過ごし、86年自治省(現総務省)入省。内閣府参事官などを歴任した。他に、自民県議の清山知憲氏(30)と、長峯誠都城市長(42)が応募しており、県連は24日に選考委員会を開いて決める。


 自民党県議の清山知憲氏(30)は5月31日、来夏の参院選に向けた党県連の候補者公募に応募し、県庁で記者会見した清山氏は「国政ならばより一層県民の役に立てる。県議選で投票してもらった期待は裏切らない」と語った。公募で選ばれなかった場合は立候補せず、党公認候補を支援する方針。
 清山氏は、宮崎市生まれの医師で、昨年4月の統一選で県議に初当選した。

 都城市長の長峯誠氏(42)が6月4日、来夏の参院選に向けた自民党県連の候補者公募に応募した。
 県庁で記者会見した長峯氏は「市長を経験し、地域の課題をオールラウンドに把握できた。国政の場で地域のために尽くしたい」と語った。公募で選ばれなかった場合の進退については明言せず、「勝つつもりで頑張っている」と述べた。


 総務会では、過去の国政選挙が保守分裂で混乱した経験から、一部出席者は「公認から漏れた立候補予定者が無所属で出馬しないように誓約を取るべきだ」と要求した。これを受け、続いて開かれた県連定期大会で中村会長は「『無所属でも出る』というのであれば党から除籍し、その後の選挙も党から出させない」と明言した。30日までに開く県連役員会で最終的な方針を決める見込み。

 県連は大会で「次期衆院選は、日本の存亡を懸けた政治決戦。政権担当能力の欠如した民主党から政権を奪還する」などとするアピールを採択した。来賓の河村建夫・党本部選挙対策局長は「衆院選もいつあるか分からない。挙党一致で臨んでほしい」と述べた。


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