２０１２．０６．１２．

九電工：有り余るほどの子会社！

役員も余っています！

胡麻すり機も余っています！

身内から稼いで連結に寄与するのか！


　九電工には４４の子会社があり、それぞれ儲けようと切磋琢磨しているが、思うようにいかず身売り同然の名前ばかりの「�潟Lューコーリース」もあり、九電工内でも売りとばした株券の代金は何に使われているのだろうかと言った声も聞こえてくる。

　九電工のこの子会社の中に人材派遣会社がある。その会社の名前は�潟|ータル（一般労働者派遣事業、有料職業紹介事業、教育・コンサルティング事業）九電工別館４階に事務所がある。

　資本金は５０００万円、資本は九電工が９５．２％、�潟＜ｃ梶[ドが４．８％。


　この会社、０３年９月号の「週刊 財界九州」に、「九電工・メモリード　冠婚葬祭の人材派遣会社を設立、とでている。

　内容は、九電工と冠婚葬祭業のメモリード（長崎市）と共同で、冠婚葬祭に特化した人材派遣会社「ベルスタッフ」（福岡市）を設立。九電工が最近力を入れている新規事業開拓の一環。
　新会社の資本金は２千万円、九電工が５５％、メモリードが４５％出資。社長は九電工子会社ネット・メディカルセンター社長の松尾正雄氏が兼務。従業員は島嶼９人。メモリードが大野城市に建設する結婚式場への人材派遣に特化する。初年度４４００万円、２年度１億円の売り上げを目指す。
　九電工は、警備大手のセコム（東京）と情報セキュリティ事業で業務提携した。九電工はセコムのセキュリティシステムの新商品を販売するほか、工事・メンテナンスを手掛ける。年間売上高１２億円を見込む。とある。


　人材派遣業�潟|ータルは、九電工を中心としたグループに人材を派遣し、主力はグループ内への派遣であるようだ。

　派遣人数は、１日４００人、時間給平均１５００円（６０万円/時間）、１日約４８０万円である。支払いは平均時間給１１００円（４４万円）で、３５２万円。利益は１２８万円で、２０日稼働で粗利２５６０万円である。

　どこのメーカーでもある方式で、儲けは外へ出すなの方針が九電工でも採用されている。
九電工子会社の中でも、最近の道楽商売が九州の一次産業の更なる発展に寄与すべく、全国・海外までを視野に入れた、６次産業への挑戦を行い、新たなビジネスモデルを構築することで社会に貢献します。との掛け声で、九電工は熊本県天草市でオリーブの栽培事業に参入し、２０１２年までに直営農場と協力農家を合わせて計６７００本を植え付け、搾油やオリーブオイルを使った商品開発も手掛ける計画。
　
天草市と事業協力協定を結び、１２年までに直営約８ｈａに５０００本、協力農家で１７００本を植樹する計画。３年間の総投資額は１億６０００万円程度の見込み。オリーブは国産品が少ないが、食用オイルや化粧品など様々な商品展開が可能で、事業としての可能性が高いと判断し、栽培事業を開始した。

　これに伴い、平成２３年９月１０日福岡天神にオリーブ生活提案ショップ「アビーロ福岡」をオープンした。この責任者が、橋田社長の新ワイフが就任し、それ売れ・やれ売れと九電工へ足繁く通っている。

　派手な前宣伝にも関わらず売れ行きが良くないので、九電や九電工グループに買ってもらうよう橋田亭主にハッパを掛けにきているのだという。

　ま、このようなお荷物商売、いくら儲けが出る別会社があっても「道楽の金食い虫」がかじり虫のようにしゃぶりついて居ては、２４年３月期の連結決算短信のように、経常利益で対前年比▲５８．４％（32億7800万円）、純利益は▲６４．２％（13億5100万円）となる一因にもあげられよう。

　いまの橋田体制、ゴマすりと公私混同、世間では「ミソ糞一緒」というのである。