2012.06.16.
高松市・疑惑契約問題:同一業者 複数回受注!
市営団地の樹木伐採工事!
職員7人を懲戒処分!
高松市営団地の樹木伐採工事が同一業者に偏って発注されていた問題で、市は6月13日、発注が行われた09〜11年度に住宅課で契約を担当した職員や管理職など計7人を停職などの懲戒処分とした。
最も重い停職1カ月の処分を受けたのは、
▽09年度の担当職員(54)=教育局副主幹
▽10、11年度の担当職員(44)=創造都市推進局主査
▽10、11年度の住宅課長(56)=市民政策局支所長−−。
市は発注に関して、「業者の申し出により金額を変更するなど、適正な方法ではないと知りつつ発注を行った」「工事の執行管理について部下に任せきりだった」などと問題を指摘。処分理由として、事務の怠慢や管理の不行き届きがあったことを挙げた。
3年間に課長補佐や係長などを務めた4人についても管理責任を問い、減給(10分の1)3〜6カ月とした。
また、大西秀人市長は7〜9月分、副市長2人は7、8月分の給与について、減給(10分の1)とするよう、関連条例案を市議会に提出するとした。