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2012.06.18.

衆院選・長崎2区:久間氏・返り咲きに意欲!

支持者ら要請に出馬への意欲示す!

いよいよ自民分裂選挙へ!


 前回衆院選の長崎2区で落選した久間章生元防衛相(71)は、諫早市内のホテルに後援会関係者ら約40人を集めて会合を開き、次期衆院選に向け立候補を模索していくことを報告した。

 6月16日、諫早市内で支持者らと会合を開き、次期衆院選に長崎2区から出馬するよう求める声が相次いだ。久間氏は出馬に意欲は示したが、明言はしなかった。自民党本部は公認候補となる同選挙区支部長に、県連幹事長の加藤寛治県議(66)を選んでおり、久間氏が出馬した場合、自民は分裂選挙になる可能性が高い。

 この日は党の地域支部役員ら約40人が集まり、「早く選挙の看板を上げてくれ」「久間さんに頑張ってもらわねばならない。しっかり応援する」などと出馬を求める声が相次いだ。これに対し、久間氏は出馬について「8月ごろには態度を明らかにする時期が来るのではないか。その時まで、きちんと準備を進めたい」と述べた。

 久間氏は前回衆院選で10選を目指したが、民主の福田衣里子衆院議員(31)に敗れた。

 久間氏の動きについて、加藤氏は「支部長選任は党本部の決定。党三役も務めた久間さんなら、理解してもらえると思う」と、決定を受け入れるよう久間氏を説得する考えだ。

 久間氏は「もう選挙をやらんつもりだった」としながらも、後継者の育成や民主党政権への批判などから、立候補を考えるようになった経緯を説明した。落選後、こうした会合を開くのは初めてだという。

 出席者からは「早く手を挙げてください」「出るなら全力を挙げて応援していく」などの意見が相次ぎ、拍手も起きた。

 終了後、報道陣の取材に応じた久間氏は「立候補の方に軸足が傾いてきている。準備は進める」と言及。他の政党の動向なども見極めた上で市民の意見を聞きながら、お盆過ぎには結論を出す意向を示した。

 自民党は既に長崎2区の支部長に加藤寛治県議(66)を選任しているが、久間氏は「支部長が公認候補になるとは限らない。加藤さんも僕も外れるかもしれない。流動的だから」と述べた。