２０１２．０６．２１．

福岡市職員１人：禁酒なんて糞喰らえ！

自宅外禁酒期間中に居酒屋で！

ペナルティもない要請は意味がない！


　飲酒絡みの不祥事が続いた福岡市で、高島宗一郎市長が全職員に自宅外の「１か月間飲酒禁止令」を出している中、男性職員が今月中旬に市内の居酒屋で酒を飲んでいたことが分かった。

　禁止令は２０日で終了。市が期間中に確認した“禁止令違反”はこの１件だけという。

　市人事課によると、６月１５日、職員を名指しして「酒を飲んでいた」という匿名の電話が市に寄せられた。職員の所属部局が問いただしたところ、飲酒を認めたため、１９日に人事課に報告した。

　職員は１人で飲んでおり、酔って周囲に迷惑をかけるような行動はなかった。発覚後、上司が「市長の要請に協力するように」と指導。職員は「反省している」と話したという。

　高島市長は５月２１日、全職員に自宅外での飲酒禁止を要請。人事課によると、職務命令ではないため、酒を飲んでも懲戒処分の対象にはならず、異動や昇進など処遇についても影響しない。

　逆な言い方をするなら、市長の覚悟を示すなら「市庁舎に大垂れ幕を出したらよかったろうに」という声も聞こえてきていた。案の定、禁止令破りが出てきた。住んでいる近くで飲むから分かるが、まるで違う所でなら分らない。この程度のレベルの市役所なんだと思えば腹も立たないだろう。