２０１２．０６．２５．

九電工：今日は何処まで行ったやら！

西村副社長・大型案件受注で企みか！


　九州電力にとって、受注額のアップに欠かせないのは東京という大市場。九州案件は、従来とおりの親方日の丸を基本とした営業政策で良いだろうが、それでは業績アップは低迷のままだろう。

　東京はやはり民間工事が多く、特に再開発プロジェクトが目白押しだ。九電工が九州地区で、あの手・この手で受注をしている手法を東京で駆使しても、業績に反映させるにはそれなりの時間が必要となる。

　東京本部長兼務の西村副社長、大型案件狙いで突如動き出した。狙いはやはり設計事務所。九州地区で設計事務所を籠絡した同手法を拡大しようとしている。上手くいくのか、あっさり退けられるのか、一寸先は闇だ。

　西村副社長、東京を任された以上は実績を上げなくてはと使命感に燃えている。会社のため、橋田社長のため、ここは男にならなけりゃと意気は上がる。それも大事だが、業界の秩序も忘れてはならない。無茶な受注は首を絞めることにもつながる。

　壁に耳あり、障子に目あり、敵は本能寺にあり。