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2012.07.05.

民主党村八分:チャンスがあるわけない!

内部に造反者を抱え・誰が理解する!


 小沢一郎氏らは4日午後、新党結成に向けた準備会合を国会内で開く。小沢氏を党首に据え、党名や人事、党綱領などを小沢氏に一任する方針を確認するとみられる。しかし、民主党執行部の切り崩しもあり、同調者は当初の衆院40人から3人が離脱し、1人は新党不参加を表明した。小沢新党に動揺が広がっている。

 小沢氏らの処分を協議していた民主党臨時役員会。出席者によると、前日に離党届を提出した比例単独当選の水野智彦衆院議員が飛び込んできて、一時、会場はシーンとなった。その後、離党届撤回の連絡と判明して、大きな拍手がわき起こったという。

 この直前、水野氏は議員会館の小沢氏の部屋を訪れ、離党撤回について説明した。小沢氏は「ぜひ、残ってくれ」「考え直してくれ」とすがったが、水野氏の意志は変わらなかった。小沢氏はこの後、事務所を出る際にドア付近でつまずき、SPに「危ねぇよ。出るんだよ」といらだちを隠せなかった。

 小沢氏らとともに離党届を提出した瑞慶覧長敏(ずけらん・ちょうびん)氏も同日、小沢新党には参加せず、当面は無所属で活動することを表明した。これで、階猛氏、辻恵氏に続いて4人が抜けたことになる。

 民主党は4日にも党倫理委員会を開き、消費税増税法案に反対した57人のうち、離党届を提出した37人を除名、離党届を出していない19人のうち、鳩山由紀夫元首相は党員資格6カ月、残る18人は同2カ月とする処分を正式決定する。こうした差をつけた処分が、切り崩しにつながったのも間違いない。

 その鳩山氏など、衆院採決で反対しながら離党しなかった議員ら約30人は3日午後、国会内で会合を開き、「反増税の立場で連携していく」ことを確認した。だが、ある造反・居残り議員の事務所には「筋を通せ。党に残り、選挙で『増税に反対した』というつもりか。一番汚い!」などと、非難の電話が1日に40件以上もあったという。


 政界引退すると言って首相になって、引退どころか「党内で反逆を決めながら居残る」という常識知らず。党改革などできもせず、党内でもお呼びがかからず、グループ30人の目当ては鳩山の金。小沢だって、民主党に合流したのは鳩山の金を利用すること、その結果が「総選挙で思わぬ大勝利」だった。

 今回小沢Gと合流しないことで、小沢に金をせびられないと一安心したろうが、北海道の選挙区は造反しながら居残った鳩山元首相に冷たい目を向けている。これで、選挙区の信望も失い。次期総選挙は落選だろう。

 出て行ったものよりも、屁理屈を並べて民主党に居残った造反者。これから起きる選挙で当選して戻らぬ限り、いつまでも民主党内では村八分だ。