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2012.07.13.

九工大生の衛星:宇宙の太陽電池・発電!

世界最高値・宇宙の太陽電池発電!


 九州工業大(北九州市戸畑区)は7月10日、学生らが製作し、5月にH2Aロケットで打ち上げた小型人工衛星が、表面の太陽電池で350ボルトの発電に成功したと発表した。宇宙の太陽電池発電では世界最高値という。

 衛星は1辺が約30cmの「鳳龍弐号(ほうりゅうにごう)」。九工大によると、高度680kmの軌道上で8日に実験した際のデータを解析し、330〜350ボルトの電圧で30分間安定して発電していることが確認された。これまで宇宙での太陽電池発電は160ボルトが最高だった。九工大は今回の実験結果を「世界初の快挙だ」としている。

 鳳龍弐号は、九工大戸畑キャンパスの工学系の大学院生や学部生ら35人ほどが約2年間かけて設計から製作まで手がけた。5月に、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げたH2Aロケットで宇宙に運んだ。