これから先・波乱万丈!


 長崎県議会は7月13日、宮内雪夫議長の辞職を許可し、後任に連立会派の一角、民主・社民系会派「改革21」の渡辺敏勝氏(64)=長崎市区、3期目=を選出した。自民系会派以外の議長は初めて。議長選は1票差で、「薄氷の勝利」(連立会派関係者)だった。連立会派から1人離脱したためで、今後の議会運営にも影響しそうだ。

 議長選は、46議席の半数を占める連立会派(23人)の渡辺氏が有力視されていた。しかし、結果は渡辺氏が22票、自民の田中愛国氏(68)=佐世保市・北松浦郡区、5期目=が21票だった。

 渡辺氏は就任あいさつで「あくなき挑戦という言葉が大好き。議会改革を含め、さまざまな課題に取り組んでいきたい」と抱負を語った。

 議長選前、連立会派を離脱したのは、無所属系会派「新生ながさき」(3人)の浅田眞澄美氏。「連立結成時の『県庁舎建設の白紙再考』の約束が守られなかった」ことを理由とした。

 自民(18人)、公明(3人)は議長を辞職する宮内氏を再登板させる奇策まで検討し取り込みを図った。だが、最後は連立会派が全員で宮内氏を説得し、押し切った。

長崎県議会:議長に渡辺氏・非自民で初!

2012.07.17.

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