アクセスカウンター
旅ともアクセサリーアニメDVD通販フラワーアイズ

2012.07.23.

首相の勘違い:足を引張ってる?いや階段外してる!

軒並み戦線縮小へ!


 野田首相が意欲を示した政策課題が、次々と「戦線縮小」に追い込まれそうな雲行きだ。

 環太平洋経済連携協定(TPP)への参加は民主党内の反発が根強く、さらなる党分裂を誘発する恐れがある。持論の国連平和維持活動(PKO)協力法改正と集団的自衛権の見直しは、政府内調整に手間取っており、首相は頭を悩ませているようだ。

 「足を引っ張る人がいる」

 めったに愚痴を言わないとされる首相が最近、周囲にこうぼやいた。

 首相が一体改革と並んで重視するTPPについて、政府内には、年内の交渉参加を実現させるため、8月中に首相の正式な参加表明を期待する向きがある。米議会による90日間の承認期間が必要となるためだ。

 だが、民主党内では、新党「国民の生活が第一」の小沢代表に近い「離党予備軍」と目される議員以外にも、「消費増税と原子力発電所再稼働は容認しても、TPPは絶対認めない」(鹿野道彦前農相グループ議員)などの反発が根強い。 

 首相周辺には「消費税、原発再稼働を抱えて『三正面作戦』は苦しい」として、結論を先送りせざるを得ないとの空気が広がっている。


 足を引張るというが、本人の自覚症状と、周りの感覚に大きなズレがあることに気が付かないとしたなら、「本人が会談の踏み板を踏み外したのを足を引張られた」と感じているのではないか。神経に鈍さが出ると、寒暖・機微がまるで感じられなくなるのではないか。