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2012.07.31.

海南省の漁船30隻:南沙海域で漁業活動!

中国政府・漁船に多額の補助金!

同じことは尖閣でも起きる!


 中国が東南アジアの国々と領有権を争う南シナ海の海域で7月、多数の中国漁船が漁を行った。この漁をめぐっては、主権をアピールしたい中国政府が多額の補助金を支給し、奨励していたことが明らかになった。

 南シナ海での領有権をめぐり、中国とフィリピンやベトナムなどが対立する中、中国漁船30隻が今月、南シナ海の南沙諸島で2週間以上にわたり、本格的な漁を行った。漁船団は29日、中国・海南島に戻り、現地では帰港を祝う盛大な歓迎式典が行われた。

 漁獲量は良くなかったということだが、漁民のリーダーは「我々の後ろには政府の支持があり、政府の監視船がついていたから心強かった。(Q政府の補助金はいくらですか)23万元(約290万円)でした」と話し、中国政府からの援助への感謝を強調した。

 中国政府としては、南シナ海で漁業活動を活発化させることで中国の主権をアピールし、交渉を有利に運ぶ狙いがあるとみられる。


 海南省の漁船30隻が12日、中国と周辺国が領有権を争う南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島周辺の海域で操業するため港を出た。

 大規模な船団の編成は漁民の「自発的な行動」としているが、船団には地元メディアの記者が同行しており、南沙諸島の領有権をアピールするための中国当局主導の動きの可能性がある。

 地元メディアは「西沙、南沙、中沙諸島の漁場は古来、中国漁民の伝統的漁場だ」と主張。周辺国の取り締まりなど「突発事態」に備え、中国の関連当局も既に準備しているという。

 漁船団は、燃料や氷の補給に当たる3千トン級の総合補給船1隻と、140トン以上の漁船29隻で構成。南沙諸島の永暑礁付近の海域で約20日間の操業を予定している。

 中国国営新華社通信によると、30隻の中国漁船団が15日、中国と周辺国が領有権を争う南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島にある永暑礁付近の海域に到着した。5〜10日間にわたり操業する。

 中国最新鋭の漁業監視船「漁政310」も現場海域に到着した。周辺国の艦船などが操業を妨害しないよう監視を続けるとみられる。


 中国と周辺国・地域が領有権を争う南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島のうちフィリピンが実効支配するパグアサ(同ティトゥ)島近くに、中国漁船団が先週からとどまり、操業を続けていることが分かった。地元自治体が7月27日、明らかにした。違法にサンゴを採っているとみられる。

 パグアサ島などを管轄するカラヤン町によると、中国漁船団約10隻が先週、この海域に入った。一時3隻まで減ったが、26日夕に再び数隻が戻り、確認できるだけで少なくとも8隻が島の東約5kmで操業している。監視船や軍の艦船など漁船以外の船は確認されていない。

 パグアサ島南西約20kmには中国が実効支配する渚碧(同スービ)礁がある。フィリピン軍によると、中国漁船団30隻が最近、渚碧礁や中国支配域で操業していたが、今回確認された漁船団がこの一部かどうかは不明。

 30隻の漁船団が29日、帰港した。

 今回の漁船団は、海南省から南シナ海に出港した漁船団としては近年最大規模で、海南省の当局者は「大型漁船団による外洋操業の先駆けになった」と総括した。

 また同当局者は今後、同省の漁業が近海漁業から漁業資源の豊富な南シナ海での遠洋漁業中心に転換していくとの見通しを示し、組織的な操業を通じて南シナ海の海洋権益維持を図る考えを示唆した。


 このような集団示威行動は、日本近海尖閣諸島にも起こる可能性が大きい。今の保安庁の4隻体制で、もし同じように尖閣周辺に30隻が来襲した場合、適切に対応できるだろうか。1グループ5隻なら、6グループが出来上り、巡視艇が4グループに張り付いても2グループは勝手放題で、尖閣にだって上陸できる。

 さて、野田首相、その時は間違いなく海上自衛隊を出動できるか。