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2012.08.08.

被災地市民感情を愚弄する「阿蘇中央病院事業」!

熊本県内の豪雨被害558億円!


 熊本県は8月6日、九州北部豪雨の被害総額が約558億円に達したと発表した。先月27日時点から45億円増で、増加分の8割以上は農林水産業関連が占めた。県の復旧・復興本部会議で報告した。

 農林水産業の被害総額は約320億円。阿蘇地方などの被害状況が明らかになってきたことに伴い、農地への土砂流入など農地や農業用施設の被害額が積み上がってきている。公共土木施設は約172億円、商工業は約48億円だった。


 九州北部豪雨災害の早期復旧が望まれている熊本県阿蘇市であるが、現在、「阿蘇市国民健康保険・阿蘇市立中央病院建替事業」に各分野・異業種を含めた大規模複合談合が進行している。      

<スケジュール予定>
平成23 年 4 月 基本設計・実施設計着手
平成24 年 9 月 建設工事着工
平成25 年 12 月 竣工
平成26 年 2 月 移転・開院
平成26 年 4 月 地方公営企業法全部適用条例の施行

設計者・鞄建設計 九州オフィス

【新病院の概要】
・場 所 阿蘇中学校跡地
・病床数 124床
 (一般病床120床・感染症病床4床)
・総事業費 約40億円
・診療科 内科(神経内科含む)、外科、整形外科、小児科、循環器科、リハビリテーシ ョン科、皮膚科、脳神経外科、麻酔科 計9科
・高度医療機器
 MRI装置、CT装置、血管撮影装置等
・ヘリが緊急時に離発着できるスペースの確保

<阿蘇中央病院新築工事>
規模・ RC造 地上4F 塔屋1F 延べ面積 A=10,950u
工期・約16ヶ月
入札方法・指名競争
発注時期・第2四半期
主管課・阿蘇中央病院

 この病院工事で、読者より本紙にメールが寄せられたので掲載する。

 8月2日阿蘇市より異業種を含めた予備指名が発送(FAX)非公開。地元の光進建設の企業体に高額受注させるべく、一部大手ゼネコン、地元ゼネコン、衆議院議員事務所(現職)主導にて、(鹿島or大成)・光進建設・ほか設備、電気業者の特定建設企業体の受注が決定している。

 手口は、現在阿蘇市は最低制限入札制度がない為、大手ゼネコン6社程度、県内ゼネコン6社程度,他電気、設備それぞれ6社程度、6特定企業体程度を構成し、2特定企業体のみ応札(他辞退](入札は有効となる)し、談合にて上記光進建設企業体の受注が成立する。この違法利益は、秋に予想される衆議院選挙、阿蘇市長選挙に費やされる。

 ここ数年、光進建設については、県物件、県内自治体物件を高額にて違法受注しており、県警本部や公正取引委員会のターゲットとなっている。熊本県内は、自民党代議士事務所、自民党県連、県、建設業協会、所轄警察署等、一部大手ゼネコン等広範囲の分野の主導・黙認にて談合が行われており、受注結果が示している。

 尚、この構図は、県発注の南関町公共産業廃棄物処理場建設工事も同様である。

 九州北部豪雨災害に今なお苦しんでいる当地市民への背任行為である。

 県警本部、公正取引委員会、隈本県、阿蘇市の厳しく、適切な対応、強力な摘発を早期に望む。

 熊本県は、全国で最も複合談合が平然と行われている。業界や近隣自治体では取り締まりを望む声が多い。