2012.08.10.


オスプレイ:軽度事故発生率は平均超・米国防総省!

事故発生率が高いMV22!


 米国防総省は8月8日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、2001年10月から先月までに起こした軽度な事故のデータを公表、海兵隊が運用する9機種の平均よりMV22の事故発生率が高いことが分かった。

 米軍は、事故を
(1)死者や200万ドル(約1億5700万円)以上の損害が出た「クラスA」
(2)負傷者に重い後遺症があるか損害額50万〜200万ドル未満の「クラスB」(3)軽傷者が出るか損害額5万〜50万ドル未満の「クラスC」に分類。

 事故件数は
・「クラスB」が9件で、10万飛行時間あたりにすると9機種平均が2・07件に対しMV22は2・85件。
・「クラスC」は27件で、同4・58件に対しMV22は10・46件だった。
・「クラスA」は4件で、既に公表されていた事故率は同2・45件に対しMV22は1・93件と下回っていた。