2012.08.13.

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米駆逐艦「ポーター」:日本タンカーと衝突!

けが人なし!


 

 米海軍第5艦隊(司令部バーレーン)によると、アラビア半島沖のホルムズ海峡近くで8月12日未明(日本時間同日早朝)、日本の原油タンカーと米海軍のミサイル駆逐艦「ポーター」が衝突した。

 

 死傷者はなく、双方とも自力航行が可能で、タンカーからの原油流出もないという。第5艦隊が衝突原因の調査を始めた。

 

 タンカーは、商船三井が所有するパナマ船籍の「M/V Otowasan」。ポーターは付近海域で警備活動中だった。

 

 ホルムズ海峡は日本の輸入原油の8割が通過し、最も狭い地点で幅が33キロの難航路とされる。海峡を巡っては、核開発を続けるイランによる海峡封鎖の観測がくすぶり、イラン海軍の艦船と、周辺海域に展開する米海軍との間で緊張が高まっている。

 海軍は「衝突は戦闘任務とは関係がない」とする一方、事故原因については「調査中」として詳しく説明していない。ポーターは、海上警備行動を任務にしているという。

 先月にも、アメリカの艦船が誤って漁船を攻撃し、この中で漁師3名が死亡した。