2012.08.23.

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上海市:地方債入札で89億元調達!

広東省も近く入札実施へ!


 上海市は8月23日、5年債と7年債の入札を実施し、89億元(14億ドル)を調達した。利回りはそれぞれ3.25%、3.39%だった。

 上海市は今年、パイロットプログラムの下、地方政府として初めて独自に地方債を発行。現地のメディアは広東省も近く地方債を同様に発行すると伝えており、5年債と7年債の入札で86億元を調達する計画だ。

 通常は、財政省が地方政府に代わって債券を発行しており、同省は今年の地方債の発行規模を2500億元に設定。昨年の2000億元からの増加を想定している。

 これまでに上海市、深セン市、広東省、浙江省の4地方政府が債券の直接発行を許可された。

 地方政府は市場で直接資金を調達することが法律で禁止されている。だが世界的な金融危機の中、政府の刺激策に応じたインフラ投資計画に充てる資金を調達するため、地方政府は特別目的会社を通じ、債務を拡大させていた。