2012.09.12.

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露・秋田犬の返礼猫:只今成田空港で留め置き中!

180日の待機期間中!


 東日本大震災での支援への礼と経済交流の強化を目的に、秋田県の佐竹知事がロシアのプーチン大統領に贈った秋田犬の返礼として、同大統領が知事に贈ったシベリア原産の猫「サイベリアン」が、狂犬病予防法の検疫基準を満たしていないとして、8月26日から成田空港に留め置かれたままになっていることが10月10日、わかった。
 問題がなければ、秋田には来年2月上旬に到着する。

 県は7月27日、愛犬家として知られるプーチン大統領に大館市生まれの秋田犬の雌「ゆめ」を贈呈。同大統領は同28日、知事公舎で猫7匹を飼うなど愛猫家の佐竹知事へシベリア原産の猫を贈る考えを表した。

 同大統領が用意した猫は生後約半年の雄で、体長は約40cm。県国際課や農林水産省動物検疫所成田支所によると、狂犬病の検査には予防接種や血液採取をした後、180日間の待機期間が必要。非感染が確認された後、輸入が可能になる。

 この猫は8月7日に検査したため、来日時、残り161日の留め置きが必要と判断された。現在、成田空港内で、高さ約2m、奥行き約1.5m、横幅約1mの施設に1匹で飼育されている。1日約3000円の管理費はロシア側が負担するという。同支所の渕上誠次長は「初日は食欲が無かったようだが、今は餌も普通に食べている」と説明。「日露交流の架け橋である『やんごとなきお猫様』。所有するロシア側が合意すれば、佐竹知事と面会させる用意はある」としている。