2012.10.08.

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メタンハイドレート:産業化明記・月内に中間報告!

分布は分かったが!

事業化できるのか!

政府の本気度はあるのか!


 

 日本の近海に海底資源があることは知られているが、メタンハイドレートを効果的に採取するため、産業技術総合研究所のメタンハイドレート研究センター大型実験施設を導入したようです。これが実用化されれば福島原発の事故で脅かされている電力不足を解消する事もでき、原発にも頼る必要が無くなるのかもしれないですね。

 政府の総合海洋政策本部(本部長・野田佳彦首相)の有識者会議は10月7日、次世代エネルギー資源とされる海底のメタンハイドレート採取を2025年までに自立した産業とする目標を、新たな海洋基本計画に向けた中間報告に明記する方針を固めた。10年間かけて海底の泥からレアアース(希土類)を取り出す実証実験を実施することも盛り込む。

 中国などに対抗して海底資源の開発力強化を促す狙い。中間報告は月内に首相に提出され、政府の海洋政策の指針となる海洋基本計画を来春更新する際に反映される。

 有識者会議は先月末、中間報告の原案をまとめた。メタンハイドレートが日本周辺海域に大量に埋蔵することに触れ「世界のトップにある技術開発のレベルを事業化でも維持すべきだ」と強調。17年度までに事業化の見通しを付け、官民合同で実績を重ね「25年には産業として自立することを目標とする」と記した。

 海底の泥に含まれるレアアース採取は資源外交の観点からも重視すべきだとし、10年間の実証実験を基に「事業化計画を打ち立てる」とした。

 また、日本の海洋開発の関連産業は国際競争力が弱いと問題視し、特に海洋の石油・天然ガス開発では韓国に後れを取っていると指摘。メタンハイドレートの事業化が可能になっても海外企業に大幅に依存せざるをえないとし、公的な金融支援などで競争力強化を図る必要性を訴えた。

 海洋分野の人材育成や洋上風力など海洋での再生可能エネルギーの役割拡大も挙げた。