2012.10.12.

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福岡都市圏・最終処分場:落札は大林の理由!@

はじめから縛りの入札条件!


 最終処分場の入札公告が公示されて1ヶ月半。入札説明書の内容で各JV総合評価の技術点数と応札価格を睨んで落札を狙っているが、大林組JV以外では無理であろうという理由をいくつか列記する。

@遮水工事は指定特許を使え。
A落札者決定基準は技術提案が45点。
B環境事業組合の「建設専門部会」は、本当に公平か、「建設検討委員会」は、どこの意見が重要か。

 上記3項目について、検証する。

 廃棄物に触れた水が絶対に地下へ漏れ出さないようにするためのエ法として次のようなタイプで検討しています。と表現するであろう。
@ ベントナイト混合土と,その上部に遮水シートを敷設する工法。
A 水密アスファルトコンクリートを打設し,その上部に遮水シートを敷設する工法。
B 遮水シートを二重にし,シートの間に保護層を敷設する工法。

 法令では、以下のような図示の内容となっている。



 しかし、福岡都市圏組合の仕様は、はじめから「特許工法を指定」しているのである。

 埋立地として計画している採石場は、直径200mの円形で、深さ30m程度のすり鉢状。地質は花崗岩、表層付近の法面部には多数の節理が見られるが、底部の岩盤は良好な遮水層をを形成している。予定地の雨水排水は、大野城市雨水幹線を経て御笠川に排水される。

 埋立地の地盤は、良好な遮水層を形成しているが、さらなる安全性の確保のため遮水工を設けた。これは更なる安全性の確保のため、長期にわたり遮断機能を維持し、周辺環境に影響を与えない信頼性のある構造とする。予定地の遮水構造は基準省令に基づき、予定地の地形・地質に即した計画とする。

 底面部及び法面勾配が、50%未満で保有水の水位が達すると予想される高さまでの部分は「アスファルトコンクリート+アスファルト系遮水シート(一体構造)」による二重遮水構造とし、購買が50%以上の法面部については、「アスファルト系遮水シート(底面部遮水シートと同一素材)」による遮水構造とする。と、7月2日に基本計画が発表された。

 つづく