田中法相：選んだ奴に詰め腹迫られ！

ついに辞意固めさせられる！　

首相官邸による事実上の更迭！

　今のところ、辞任届は官邸に提出していない。のだが、事実上はクビ。あとは臨時国会前に辞表を出させるだけ。

　論功行賞で選んだ任命責任者・野田佳彦首相は、外国人献金や暴力団関係者との過去の交際を認めた田中慶秋法相を交代させる方向で検討に入った。法相の政治責任に加え、健康問題も表面化し、職務の遂行は困難との判断に傾いた。政権幹部は続投の意欲を崩さない法相に自発的に辞任するよう働き掛けを強めており、週明けにも辞任する見通しだ。

　

　暴力団関係者との交際などが問題となっていた田中慶秋(けいしゅう)法相は１０月１９日、辞任する意向を固め、都内の病院に入院している。１９日の閣議を欠席した田中法相は、都内の病院で、胸の痛みや不整脈、高血圧、貧血と診断され、入院することとなった。

　今回の辞任に向けた動きは、臨時国会開会に向けた首相官邸による事実上の更迭といえ、政府は、正式な辞任に向けた手続きを急ぐ考え。

　

　野党の辞任要求にさらされる田中法相は同日午前、首相官邸での閣議を欠席し、都内の病院に入院。病院側の説明によると、法相は胸の痛みを訴えており、検査の結果、不整脈や高血圧と診断された。退院は週明けとなる見込み。これを踏まえ、首相は同日午後、法相の進退に関し、国会内で記者団に「検査の状況を踏まえ検討したい」と述べ、法相の健康状態も見極めつつ判断する考えを明らかにした。ただ、民主党内で法相を擁護する声はほとんどなく、党幹部は「早く代えて臨時国会に備えなければいけない」と指摘。首相周辺も、首相の意向を念頭に「辞任は避けられない」と述べた。　

　法務省は、田中法相が病院で受けた検査の結果、入院・精密検査を要すると、病状について明らかにしたうえで、週末は病院で過ごし、今後の公務については、退院するまで白紙だと発表した。