2012.10.27.

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尖閣・貿易影響:日本製の代替品を求めることは難しい!

日本の貿易赤字3兆2000億円


 中国社会科学院日本研究所の李薇所長は10月24日、尖閣諸島問題が日中の経済関係に対する影響について、中国が日本製の代替品を求めることは難しいとの見解を示した。

 李所長は、「影響を受けた業界を見ると、両国の航空業の損失が大きく、特に全日空の損失が大きい。両国の貿易額を見ると、2011年の中日両国間の貿易額は過去最高を記録した。10月22日に発表された日本の貿易赤字は3兆2000億円に達した。その原因は複雑で、欧米市場の疲弊、中国経済の減速、外需の持続的な低迷、円高進行が含まれる。貿易構造を見ると、日本は中国への輸出、中国市場に対する依存度が高まっており、この流れを変えることはできない」と指摘した。

 また、「釣魚島(中国側通称)問題は中日経済関係に強い打撃をもたらした。これは日本による釣魚島の購入が引き起こしたもので、日本と中国の両国に影響が生じた。データを見る限り、日本の対中国貿易依存度は21%、中国の対日本貿易依存度は9.4%となっており、日本の中国に対する依存度は高いが、中国が日本製の代替品を求めることのほうがより難しい」と述べた。