2012.11.01.

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杵築市・市議:元課長補佐を告発!

偽計入札妨害の疑い!


 杵築市山香町の市営サッカー場の人工芝入札を巡り、中山田昭憲、岩尾育郎両市議が10月26日、当時の市文化・スポーツ課長補佐(57)を偽計入札妨害、虚偽無印公文書作成の疑いで杵築日出署に告発状を出した。同署は「内容を精査して受理の可否を決める」という。

 2人は入札問題の市議会百条委(解散)の元正副委員長。

 告発状は、元課長補佐は人工芝の入札要件決定会議で「3社の製品が急性毒性や防炎性能試験が終了、同等性能で競争が確保されている」などと虚偽の説明をし、虚偽の比較表も作ったとしている。

 市は特定のメーカーの製品を挙げた仕様書を作成し入札公告。この商品を扱う3代理店しか入札しなかった。百条委の喚問で残り2社は「試験はしておらず、仕様を満たさないため入札参加できなかった」と証言した。

 2市議は「百条委では限界があった」と告発理由を話した。元課長補佐は「違法性の認識はない」と話している。