2012.11.25.

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アジアの暴力国家・中国:南シナ海係争地を自国領と!

中国パスポートに自国領・絵や地図を使用!

喧嘩を仕掛けても・冷静な対応をと中国!

フィリピン・ベトナムが抗議!

対抗でインドがビザに地図!


 南シナ海を我が手中に収めようと、悪ガキ中国が「また新たな悪さ」を始めた。

 中国が最近発行したパスポートに、台湾や周辺諸国との係争地を自国領とするような絵や地図が使われていることがわかり、抗議の声が広がっている。問題となっているパスポートには、地図上に南シナ海の大半を中国領とするような点線が示されていて、領有権を争うフィリピンやベトナムなどが相次いで抗議をしている。

またパスポートには、台湾の観光名所なども印刷されていて、台湾側は声明を発表し、「相互信頼の基礎を失う」と批判した。こうした批判に対し、中国外務省は「パスポートの地図は、直接、特定の国を狙ったものではない」としている。

 中国の新しいパスポートに南シナ海を自国領とする地図が記載され、フィリピンやベトナムが抗議したことについて「パスポートのデザインは特定の国家を標的にしたものではない」と冷静な対応を求めた。 

 フィリピン、ベトナム両政府は11月22日、両国などと領有権をめぐり対立している南シナ海の地図を中国が自国のパスポートに印刷していることが分かったとして、中国側に抗議したことを明らかにした。地図には中国が主張する領海線が書き示されているという。

 フィリピン政府は「受け入れがたい主権の侵害」として、マニラの中国大使館に抗議文を送付。ベトナム政府も同様に中国側に抗議し、地図の削除を求めたという。

 23日、ベトナムに続き、フィリピンも中国に抗議したほか、台湾も「中台関係を後退させかねない」と抗議している。


 今年5月、中国は新版パスポートを導入したが、思わぬ問題を抱えていることが明らかになった。パスポートに掲載された中国地図には南シナ海に中国側の主張に沿った領海線が描かれており、フィリピンやベトナムなど周辺国が領有権を主張する海域をも中国領海として明示している。ベトナムは水面下で訂正を求めて交渉を続けていたが、フィリピン政府も抗議に加わった。

 さらに問題は台湾にまで飛び火した。パスポートには天安門や万里の長城など有名観光地の図案が掲載されているが、その中に台湾の日月潭、清水断崖も描かれている。中国関連業務を統括する台湾行政院大陸委員会は、中華民国の存在という客観的事実を無視する行為だと抗議。一方的な現状変更と受け取られるような行為はやめるべきであり、ようやく手にした中台関係改善という成果を後退させる結果にもなりかねないと警告した。

 中国の新パスポートに中国が領有を主張する南シナ海全域などの地図が記載されていた問題に関連し、インド政府は25日、印中両国が領有権を争う国境地域が旅券の地図上で中国領とされているとして、中国人に対してはインドが領有を主張する地図が押印されたビザを発行する「対抗措置」を始めた。

 インドと中国は50年前の1962年、国境線の画定を巡って武力衝突が拡大し、中印紛争に発展した。

 新旅券では、インドが実効支配するアルナチャルプラデシュ州と、中国が実効支配するアクサイチン地方がいずれも中国の領土として記載されている。インドのクルシード外相は「受け入れられない」と不快感を示した。