2012.11.26.

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宮崎駅前・場外舟券売場:反対多数を無視の市長!

自治会臨時総会「正式でない」!

5月の総会と逆の結果に!


 宮崎市の宮崎駅前に競艇の場外舟券売り場を建設する計画を巡り、駅前自治会の一部役員らが先月開いた臨時総会で反対多数の結果が出たことについて、戸敷正市長は11月9日の定例記者会見で「地方自治法(の総会議決)に該当しない」などと述べ、正式な手続きではないとの認識を示した。これまで通り手続きを進めるという。

 建設には自治会の同意が必要とされる。5月にあった自治会臨時総会では賛成105、反対27だったが、建設賛成の山田千華子会長による手続きの進め方に一部会員が反発。会員65人が署名を添えて再投票を請求したが、会長は「(署名に)疑義がある」として受理せず、監事が10月28日に臨時総会を招集。賛否を書いた委任状と出席者の投票は反対85、賛成13で、結
果が逆転した。

 市長はこの結果に「反対している人が多いとは理解していない」との見解を述べた。そのうえで、地元の意思を再確認するつもりはなく「最終的にはこの経過も含め許可権者の国に委ねた」とした。


 建設計画を巡っては、市が10月24日に施行主の福岡県芦屋町と行政協定を結び、手続きを進めている。一方、5月に賛成を決めた駅前地区自治会は内部で再投票を求める動きがあり、会長、副会長が欠席した28日の臨時総会では賛否投票の結果、反対多数となるなど混乱している。

 宮崎駅前商店街への場外舟券売り場建設計画に対し、宮崎駅前地区自治会の佐藤幹子監事は28日、臨時総会を開いた。出席者・委任状を合わせた賛否投票の結果、85対13の反対多数で反対を決めた。建設を最終認可する国土交通省は「地元の最新の意思を尊重する」との立場だが、山田千華子会長は「総会の招集権限は会長にしかなく、会は無効」として欠席した。国交省や手続きを進める宮崎市の判断が注目される。