2012.11.29.

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加軍事誌:日本「空母でも中国より上」!

早めに5万トン級の建造が必要だ!

 2012年11月26日、米華字・多維新聞によると、中国が独自に開発したとされる艦載機「殲15(J−15)」による空母への離着艦訓練が成功し、世界的に注目を集めているが、カナダの軍事誌・漢和ディフェンスレビューは25日、空母に関する技術でも日本は中国を大きく上回っていると伝えた。

 海上自衛隊はヘリコプターを搭載する「ひゅうが型護衛艦」(DDH)を土台に満載排水量2万7000t、基準排水量1万9500tの軽空母である「19500t型護衛艦」(22DDH)を2012年1月から正式に建造しており、中国が空母「遼寧」の試験航行を完了させたことで、日本と中国は海上戦力において「空母時代」に入った。

 平成24年1月27日起工、平成26年(2014年)度末の完成を目指す日本のヘリ搭載護衛艦、海外では日本の次期ヘリ空母と呼ばれている。24DDHも旧:アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(経営統合した新社名:ユニバーサル造船株式会社)で建造される予定。
 
 自衛隊が艦載機とするF−35Bは第4次F−X計画で選定されたステルス性を持つ多用途戦闘機で、中国の殲15よりも優れたステルス性、レーダー探知能力を持つことから先制攻撃が可能だとされるが、短距離戦闘になれば運動性能に優れる殲15が有利な状況になる。搭載機数は中型空母の「遼寧」が大きく優り、搭載機数の少ない軽空母よりも艦載兵力で上回るが、今後日本が軽空母の基準排水量を3万7000tあるいは4万7000tと大型化させる可能性や大型レーダードームを持つE2−2000空中警戒機を艦載する可能性もあると指摘されている。

 現段階では日本の22DDHの指揮システムや武器システムは正式に発表されていないものの、優れたC4Iシステム、FCS−3A多機能レーダーの搭載など、今後日本の建造する軽・中型空母が中国の空母に後れをとることはなく、日本の技術は空母建造の面で中国海軍を依然リードし続けていると指摘している。