2012.12.07.

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net記事:中国で「トヨタ車暴走、高速で止まらず」!

関係者「ありえない」!

中国版のゆすり・たかりか!


 中国で最近になり、「クルーズモードを使って高速道路を走っていたトヨタ車が停止できなくなり、1時間半にわたって暴走した」との情報が、インターネット上で出回っている。ニュースとして取り上げたメディアもある。ただし、真偽を疑う声も多い。「可能性はゼロだ」と評する専門家もいる。中国新聞社が報じた。

 インターネットでは、「浙江省内の高速道路で走っていたトヨタ車が、時速125kmのクルーズモードを解除できなくなった」、「ブレーキも効かず、1時間半にわたって暴走した」、「最終的に交通警察が手配した大型車両にぶつけて停まった」などと書き込まれた。

 「恐怖」などと反応する声も多いが、「ありえない」との書き込みも多い。

 専門家の間でも、疑問を示す声が出た。広東省広州市で、自動車修理店を営む向偉清氏は「通常のブレーキ、ハンドブレーキ、クルーズシステムは独立している。同時に故障する可能性は、ほとんどゼロだ」と述べた。

 自動車修理技術専門家の丁小傑氏も、「クルーズシステムの搭載を進めるメーカーが多いが、使用率は低い」、「故障しても運転者は気づきにくい。修理スタッフも知識不足」などと指摘した上で、「クルーズシステムが故障した場合でも通常は、ブレーキで止まれる。同時に故障することは、ほとんどありえない」との考えを示した。