2012.12.11.

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弁護士の犯罪:判決文を変造・依頼人に渡す!

岡山弁護士会・容疑で告発!

トラブルメーカーの福川律美弁護士!


 岡山弁護士会は12月10日、民事訴訟の判決文の記載を書き換えたうえ、訴訟の依頼人に渡すなどしていたとして、同弁護士会所属の福川律美弁護士(65)を公文書変造・同行使などの疑いで岡山地検に告発した、と発表した。

 福川弁護士を巡っては、依頼人からの預かり金を清算しないといったトラブルで、この3年間に年10件以上の相談が寄せられたという。地検は同日、岡山市北区の福川弁護士の事務所を捜索した。

 同弁護士会によると、福川弁護士は交通事故に伴う民事訴訟の原告代理人を務め、同訴訟は2007年10月に勝訴。2300万円の支払いが認められたが、福川弁護士が控訴し、約半年後に3500万円を支払うことで和解が成立した。

 しかし、福川弁護士は依頼人に判決や和解の事実を伝えず、「示談交渉中」などと虚偽説明。今年11月、依頼人が説明を求めたところ、事件番号のほか、判決日を「08年10月22日」などと書き換えた1審の判決文と2300万円を渡していたという。

 依頼人が日付などを不審に思い、弁護士会に相談していた。

 同弁護士会は、福川弁護士が書き換えで説明のつじつまを合わせようとし、差額の1200万円を流用した可能性があるとみている。

 福川弁護士は1979年に弁護士登録。92年4月から1年間、同弁護士会副会長を務めた。