2012.12.19.
厚労省の2施設:7億6300万円分・備品が不明!
処分手続きせずに処分か!
厚生労働省の試験研究機関である国立医薬品食品衛生研究所(東京都世田谷区)と国立保健医療科学院(埼玉県和光市)で、計341点(購入総額7億6300万円)の備品が所在不明となっていたことが12月17日、分かった。
衛生研で所在不明となっているのは、昭和36〜平成18年に50万円以上で購入された顕微鏡やコンピューター、複写機など計133点(購入価格計3億4600万円)。
科学院で不明となっているのは、昭和35〜平成17年に50万円以上で購入された放射能測定装置やコンピューター、プリンターなど計208点(同4億1700万円)。
いずれも処分に必要な手続きをしないまま廃棄されたとみられる。
備品の管理が「いい加減か、厳格か」は、追加購入時に分かるはず。二重なのか、不足なのか、それすらチエックされていないとは恐れ入ったものだ。