2012.12.25.

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自民・長崎県連:恨みは根が深く・金子県連会長!

久間氏らを参院選・選考から外す!


 自民党長崎県連は12月23日、長崎市内のホテルで来夏の参院選長崎選挙区の候補者選考委員会を開き、同県連の公募に応募していた久間章生・元防衛相(72)と奥村慎太郎・前雲仙市長(58)について、選考対象から外すことを決定した。

 金子原二郎・県連会長によると、同県連が今年8月に始めた参院候補者の公募には、久間、奥村両氏だけが応募。県連内部では、奥村氏を選ぶ方向で調整していたが、同氏が衆院選長崎2区に無所属で出馬したため、白紙に戻すと決めた。久間氏についても、「奥村氏の衆院選出馬に関わったことは明らかでふさわしくない」とした。

 同県連は23日、来年1月31日を締め切りとする新たな公募を始めた。

 9月26日、元防衛相の久間章生氏は、自民党長崎県連が公募中の来年夏の参院選長崎選挙区(改選数1)候補に応募した。久間氏は、取材に対し「国営諫早湾干拓事業や米軍普天間飛行場移設など終わったと思っていたことがまた出てきた。このまま放っておけない」と説明した。

 長崎2区から無所属で出馬した前雲仙市長・奥村慎太郎氏について、来夏の参院選長崎選挙区に同党から立候補することで合意していたとの内情が公表され、合意を一方的に破ったことへの憤りが相次いでいた。

 同公募には、奥村氏がかつて秘書を務めた久間章生・元防衛相も応募しており、県連は今回の事態を受け両成敗という結論を下した。

 金子会長でいる間は、長崎県連は当分のあいだ、暗闘が繰り広げられることになる。