2012.12.28.

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熊本・情報漏えい:税務署員は無罪主張!

教唆罪の被告は認める・地裁初公判!


 税務調査情報を漏えいしたとして国税通則法違反罪に問われた八代税務署員、牛嶋武司被告(45)らの初公判が12月26日、熊本地裁(小松本卓裁判官)であり、牛嶋被告は「漏らしていない」と無罪を主張した。同法教唆罪に問われた自営業、岩城正一被告(52)は起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、岩城被告が暴力団関係者と知った牛嶋被告が、脱税情報などを得ようと接触したと指摘。岩城被告が聴いた情報を基に、経営者に「500万円支払えば税務調査を免れる」と持ちかけたとした。

 牛嶋被告の弁護側は漏えいしたとされる時期に「喫茶店で会った事実はない」と反論。「(岩城被告が)会話からヒントを得たりしたに過ぎない」と主張した。

 起訴状などによると牛嶋被告は5月20日ごろ、八代市の喫茶店で岩城被告から「近々調査に入るところはないか」と聞かれ6月8日ごろ、同市の二つの事業所について「6月11日ごろに調査に入る」と電話で教えたとしている。