2013.01.18.
長崎・茂木トンネル:官製談合と推認する!
否定する根拠はあるか!
本紙の取材では熊谷・谷川JVの目もあるが!
茂木トンネルの入札に幾つのJVが参加したのか。いつもの通り、叩きが横行しているはずだから、業界談合は考えられない。
スーパー6社、準大手10社が参加したなら最低でも10社ー15社は参加したことになる。一般競争なら、単なる叩きになるが、本紙の調査では金子・谷川利益誘導の、熊谷・谷川・長崎中央JVが漁夫の利で急浮上しているようだ。
総合評価は、官製談合と言われる所以がそこにある。
技術点というところが問題。行政の狙いは「県が意図とする内容を如何に汲み取り提案するか」にかかっているのだが、県が意図とする腹の底は推し量るしかないのだが、事前に判読できるなら、高得点を得ることができる。
入札全社の
企業技術力 加算点 10点
企業の施工能力 加算点 5点
技術提案点 加算点 20点
加算点は最高点を30点とし、計算式(割愛)に基づき評価を行い、以下の算出で算定する。
加算点=評価点数の合計値/評価項目毎の満点の合計値×30点
いくら綺麗事を並べても、加算点数と価格点が勝負であり、低入覚悟で金額を入れたはず。戸田・堀内JVと熊谷・谷川JVという落札できるわけがない戸田建設と熊谷組がワン、ツウという順番で来ていることは、堀内組と谷川建設が「政治銘柄」となっているからにほかならない。
官製談合ではないという自信があるなら、長崎県は全メンバーの評価内容を点数だけでなく、全オープンする必要がある。
落札確定したあとに、本紙は、全JVの技術提案書等の資料請求をしようと思う。多分、県は公開に応じないであろう。全部を公開したら「県の恣意」が表面化することになるから。
応じないことが「官製談合の証」と言える。
県は、これでも、戸田。堀内・別所JV か 熊谷・谷川・長崎中央JVの2JVから落札者を選定する勇気があるだろうか。
発表が楽しみだ。