2013.02.04.

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九州の活断層:M6.8以上の可能性は28!

8以上の地震が起きる確率・30〜42%!


 政府の地震調査委員会は2月1日、新しい手法に基づく九州地域の活断層の長期評価(地震予測)結果を発表した。「社会的、経済的に大きな影響を及ぼす」マグニチュード(M)6.8以上の地震を起こす可能性があるのは28の活断層で、九州全域では今後30年以内にM6.8以上の地震が起きる確率は「30〜42%」とした。

 新手法による評価の第1弾。同委員会は今後、全国を地域別に評価し、順次公表していく。

 手法の見直しは、04年の新潟県中越地震(M6.8)が死者68人など、規模の割に被害が大きかったことなどを受けたもの。従来、M7.0相当の地震を起こす「長さ20キロ以上」の8活断層(新手法では9活断層に再構成)を対象としていた。M6.8かそれより大きい地震を起こしうる「長さ10キロ以上」の28活断層に拡大された。地表からは見えない地下の断層面や沿岸地域も対象に加えた。

 予測した地震の規模が最も大きかったのは、福岡県の「西山断層帯」の一部が動く場合と、大分県の「別府〜万年山(はねやま)断層帯」東部が動く場合で、いずれもM7.6。今後30年以内にM6.8以上の地震が起こる確率を地域別に評価した。

 その結果、
▽九州北部=7〜13%
▽同中部=18〜27%
▽同南部=7〜18%となった。

 今回の活断層評価について、玄海(佐賀県)、川内(鹿児島県)の両原発を運転する九州電力は「原発周辺での詳細な調査をもとに耐震安全性を評価している。影響はないと考える」としている。