2013.02.13.

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整備遅延:五輪委員会副会長を解任・露大統領!

建設費も当初の6倍以上・ジャンプ施設!


 2014年のソチ冬季五輪開催まで1年を切ったロシアで2月6日、インフラ整備の遅れを理由に、ウラジーミル・プーチン大統領がロシア五輪委員会のアフメド・ビラロフ副会長を解任した。準備の遅れや費用の増大を理由に。

ソチ冬季五輪の開催費用は、4兆6000億円に。

 ロシアにとって初めての冬季五輪開催は、世界舞台で同国をアピールチャンスとの位置づけだったが、かさむ経費と汚職疑惑で雲行きが怪しくなっていた。

 プーチン大統領はスキーのジャンプ競技施設を視察した際、建設の遅延について激怒し、本人を背にテレビで同副会長を批判。「副会長が進行を妨げているとはどういうことだ」とコメントしていた。

 ソチ五輪はソ連崩壊後のロシアが主催する最大のプロジェクトだが、ドミトリー・コザク副首相が先ごろ発表した見積りでは、開催費が08年の北京五輪の記録を上回る約4兆6800億円に上るとされていた。

 大統領が威信をかける「プーチンの五輪」だが、プーチン大統領は6日、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長と会談し、期限内の五輪施設建設に向けて「あらゆることを行う」と約束した。だが、露ベドモスチ紙によると、計349施設のうち49施設で建設が遅れている。

 それを象徴するのが、ロシア五輪委員会のアフメト・ビラロフ副会長の解任に発展した、スキーのジャンプ施設の建設だ。2011年6月に予定された引き渡しは今年7月にずれ込む見通しで、建設費も当初の6倍以上の80億ルーブル(248億円)が見込まれている。

 テロの不安もある。急斜面が必要な五輪級のスキー会場を設置できる山岳地帯は、北カフカス地域などに限られ、地形的な条件が五輪をソチに誘致する理由となった。ただ、同地域ではイスラム過激派に対する掃討作戦が続いており、内務省幹部は1月、「600人の武装勢力が潜伏、活動している」と述べ、警戒を強めている。

 ソチ五輪はプーチン氏が開催都市の最終選考地グアテマラに乗り込み、トップセールスで招致を勝ち取った。五輪はプーチン氏の「直轄事業」で、武装勢力にとっては政権の威信を傷つける攻撃目標となる。

 プーチン政権は、五輪に向けて治安機関や軍を総動員する方針で、イズベスチヤ紙などによると、競技会場周辺では無人偵察機による監視がすでに始まり、爆発物検知器を備えたロボットの導入も検討する。ロンドン五輪の52倍という約10万ukmの空域で、飛行制限も行うという。