2013.03.06.

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韓国の朴大統領:組閣任命できず!

政権発足1週間も混乱!


 韓国の朴槿恵大統領は3月4日、北朝鮮の核開発をめぐり緊張が高まっているなか、国会での与野党対立により組閣任命が遅れていることについて国民に謝罪した。朴槿恵政権が発足して1週間がたったが、与野党が激しく対立する中、閣僚の就任が遅れるなど混乱が生じている。

 朴大統領「大統領の責任と義務は国民の安全を守ることなのに、国民の皆さんに心配をおかけして、本当に申し訳ありません」

 韓国では、朴大統領が提案した省庁再編案をめぐって与野党が激しく対立。国会で閣僚人事の承認が得られず、正式に就任したのは、首相のみという異例の事態となっている。会見で朴大統領は、省庁再編案について野党側に理解を求めた。

 一方、先週末の世論調査(ハンギョレ新聞・KSOIによる)では、朴大統領の支持率は55.0%と歴代大統領の就任直後に比べて低い方で、朴政権は出だしからつまずいた形。

 生中継されたテレビ会見で朴大統領は、国政運営に「深刻」かつ「前代未聞」の遅れが生じていると述べ、「国民の皆さんに大きな心配をかけて、大変申し訳なく思っている」と謝罪した。

 朴大統領は「安保と経済が危機に陥る中、政府組織改編が遅れ政府の手足が縛られている」と指摘。国会と青瓦台間で可能な対話チャンネルを全て開いて、改編案可決に向け最善を尽くすよう求めた。

 新設される未来創造科学部に放送通信委員会の一部機能を移管することについて、野党側は放送を政府の管理下におくものと反対している。朴大統領が呼びかけた与野党代表の会合も拒否した。朴大統領は野党に対し「対話を通じた意見調整よりも、本人の要求が通るまで動けないという考えが強い」と述べ、協議に応じるよう求めた。