2013.03.12.

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韓国人が大好きな“即席麺”!

実は日本伝来の食文化!

1人あたり消費は世界!


 韓国人にとってラーメンとはインスタントラーメンを意味する「ラミョン」だ。どの家庭にも常備されていて、おいしく、値段も手ごろな食品である。60年代に日本から伝わったインスタントラーメンがその源だ。

 中国人は忙しい時やご飯が作れない時ぐらいにしか食べない即席麺。韓国ではこれが人々の日常生活で最もよく食べられる食品の一つであり、1人当たりの年間消費量は世界一だという。韓国人は即席麺を作るための専用鍋を開発し、即席麺専門店にも足しげく通う。

 韓国には中国のような手延べラーメンはない。韓国人はラーメンが大好きで、いつも「本当においしい!」と話し、相手方に「ラーメンは好きか?」と聞く。相手が「好きだ」と答えれば共感し、「好きではない」と答えればがっかりした顔で「なぜか?」と聞く。

 実は、韓国で即席麺を食べる習慣は1960年代に日本から伝わったばかりだ。当時の朴正煕・元大統領が数字上、韓国の米の自給率を高めるため、小麦粉製食品の消費を国民に勧めて米の消費を減らそうとした。思わぬ結果として韓国人は即席麺が大好きになり、その程度は日本人を超えるほどとなった。

 韓国食品産業協会が2013年1月に公表したデータによると、12年の韓国の即席麺消費量は世界6位で全体の約3.6%。1人当たり消費量は約71袋で世界一だった。

 韓国ではインスタントラーメンが独特のスタイルで発展を遂げ、本格的な料理食材として国民に広く愛されているという。

 韓国の街中では、インスタントラーメンだけを出す「ラミョン専門店」をあちこちで見かける。高速道路のパーキングエリアや学校の食堂でもインスタントラーメンは大人気。店によって味付けやトッピングもさまざまだが、どれもおいしい。有名店には行列ができるほどだ。

 なぜ韓国人はこんなにもインスタントラーメンが好きなのか?まず、すぐに食べられること。

 それから簡単に作れること。そして種類が豊富でおいしいことが理由だという。自分の好みに合わせて味付けをしたり、具を付け足すことができるのも魅力だ。定番の辛口ラーメンの他に、ジャージャー麺や冷麺など、多種多様なインスタント麺の中から、お気に入りの一品を選べるのも人気の理由だろう。