2013.03.12.

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朝日記者:尖閣を中国名で質問!

自国呼称が一般的なのに!


 3月9日の中国外相会見で朝日新聞中国総局の記者が沖縄県・尖閣諸島について、「中日間の釣魚島問題での対峙は半年に及ぶ」などと、2度にわたって中国名である「釣魚島」という表現を使って中国語で質問した。

 領有権主張などで相手国との対立がある場所は、自国での呼称で質問することが一般的だ。

 日本での記者会見でも、中国人記者が「尖閣諸島」、韓国人記者が「竹島」(韓国名・独島)を使うことはほとんどないとされる。

 しかし、反日感情が高まっている中国では、全国にテレビ中継される場面で「尖閣諸島」と口にすれば、身に危険が及ぶ可能性もあり、最近、島の名前を触れずに質問する日本人記者が増えている。4日の全人代開幕前の会見でも、共同通信の記者は「中国はいかに日本など周辺国との摩擦を緩和させるのか」と質問していた。

 政治家じゃあるまいし、新聞記者が相手を慮(おもんばか)ったり、臆してしまうようになると、ジャーナリストにあるまじき及び腰報道が目立つようになる。中立的報道とは聞こえも良いが、報道の前に、日本国民であることを忘れてはならない。そのような記者が、自国を卑下するような文章を一行でも書くと、相手国は「それを逆宣伝に使う」ということを忘れるな。と、言いたい。