2013.03.17.

アクセスカウンター
コーヒーメーカー通販ホームベーカリー通販エバーカラーワンデーカラコン 口コミ

宮崎県立・宮崎病院:防災機能を強化へ! 

整備計画4案まとまる!


 宮崎県病院局は、築約30年と老朽化が進み、東日本大震災を受け防災機能強化が必要となっている宮崎市の県立宮崎病院の整備計画4案をまとめた。一部改修から移転も含めた全面改築まで、内容に応じて約30億〜200億円の事業費を想定。13年度中に結論を出す方針。

 4案は
(1)給排水設備や病棟の内部改修(工期2年、約30億円)
(2)ヘリポートや、救命救急センターを備えた防災棟の新築と既存施設の改修(5年、約50億円)
(3)現在地もしくは移転して全面改築(6年、約200億円)
(4)現在地で防災棟を新築し、段階的に病棟、外来棟を建て替える(5〜15年、同)。7日の県議会厚生常任委員会に報告した。

 コストが最も安い内部改修案は病棟閉鎖による減収や防災面に、他案にも財源確保などに課題があり、県は病院内外から広く意見を聴いて検討を進める。

 宮崎病院は県の基幹災害拠点病院。南海トラフ巨大地震の津波被害想定では影響がないとされたが、洪水時は1階の救命救急センターが浸水し、非常用発電設備も水没する恐れがあるという。また、昨年3月の拠点病院の指定要件改正で、現在は約1km離れた大淀川河川敷を使っているヘリポートの敷地内整備が必要となり、耐震基準も「1・5倍相当の強度が望ましい」とされていた。