2013.03.21.

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メタンハイドレート開発:中国が新たな技術研究を開始! 

3つの課題クリアへ!


 3月16日、中国国土資源部広州海洋地質調査局は、中国が「燃える氷」と言われる戦略的エネルギー、メタンハイドレートの採取・開発技術についての新たな系統的な研究を始動させたことを明らかにした。同研究プロジェクトは科学技術部の「国家863計画」に盛り込まれ、実施期間は4年と決まった。

 メタンハイドレートは天然ガスと水が高圧低温の条件の下で形成された安定な固体結晶となっている氷状物質。ここ20年間、海洋と永久凍土地帯で発見された新型クリーンエネルギーとして、従来エネルギー(石油、炭素など)への代替が期待されている。概算では、世界に存在するメタンハイドレーに含まれる有機炭素の資源総量は世界ですでに確認済みの石炭、石油や天然ガスの2倍に相当するといわれる。

 研究プロジェクトのチーフ科学者である王宏斌氏によると、中国は1999年から、海洋中のメタンハイドレートに関する実質的な調査と研究を行っている。ここ数年間、中国の科学者らはメタンハイドレートの開発技術及び環境制御などにおける難題をめぐって鉱床生成帯の地質条件などの研究を始めた。

 研究プロジェクトの実施期は2013〜2016年。「メタンハイドレート地球物理立体探査技術」、「メタンハイドレート流体地球化学精密探査技術」、「メタンハイドレートサンプルの圧力保持移転及び処理技術」の3つの課題を設けている。