2013.03.29.

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鳥栖市学校給食センター:日本調理器に決定か!

24年11月2日・安井設計が落札!

落札率36.7%の叩き!


 あれやこれやと反対の請願が議会に出された「学校給食センター計画」の設計入札が、指名9社(辞退3社)で行われ、落札額980万円(予定価格2665万円)の叩きで安井建築設計事務所が予定額の30%余で落とした。


 鳥栖市は2012年8月27日、市内8小学校の給食を1カ所で配食する給食センターを来年度に着手、2014年度中の運用開始を目指すと発表した。9月3日開会の議会に用地取得費や測量設計業務費など1億2千万円を提案する。

 同市の小学校では、7校が自校方式の給食を実施。最も古い施設は40年近くが経過し、衛生管理や児童数増の対応など課題が指摘されていた。市は市の南北に給食センターを1カ所ずつ整備する方向で検討してきたが、全校分の給食を扱う十分な広さの候補地が見つかったことから、大規模な給食センターを1カ所に建設することにした。

 建設予定地は同市蔵上町の鳥栖西中学校北側で、全体約1万uのうち約7千uを取得する予定。全小学校がほぼ等距離にあり、「配食時間の差も少ないのでは」としている。現状、全8校で約5千食の給食が作られており、今後増加する児童数を見込んで、最大約5500食分を作るセンターにする。

 給食センター建設については、食育などの観点から自校方式の存続を求め、反対する市民の声も残っている。市は児童や保護者らを対象に、学校給食による効果的な食育の資料とするための調査を実施する意向で、集計・分析の委託料120万円を9月補正予算に計上。市民の意識をセンター建設に反映したいとしている。

 このような各種意見があっても市当局は無視し、経済効率優先で設計入札に至ったが、早くも「日本調理器が設計仕様で収まった」という話が聞こえてきた。

 つづく