2013.04.03.

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九州電力・値上げ:家庭向け・平均6.23%!

電力自由化・2020年までに!


 九州電力は5月2日、政府の認可を受け、家庭など規制分野の顧客向けの電気料金を5月1日から平均6.23%値上げすると発表した。また、工場など自由化分野の顧客に対しての値上げ率は、5月1日付で平均14.22%から平均11.94%に見直す。

 政府は2日、電気料金の完全自由化などを目指す電力制度改革の基本方針を閣議決定した。電気事業法の改正を2013年から15年にかけて3段階で実施し、すでに自由化されている企業向けに加え、20年までに家庭でも複数の電力会社から自由に電気料金のメニューを選べるようにする。

 今国会に提出する電気事業法改正案は、電力会社が営業地域を越えて、電力を送電しやすくするため、全国規模で各地の需給を調整する「広域系統運用機関」を新設するのが柱だ。東日本大震災で営業地域を越えた電力の融通がうまくできなかったことなどを教訓に体制を見直す。

 さらに、第2弾の法改正によって、16年に東京電力など各地域の電力会社が独占している家庭向けの電力販売を自由化して、新規参入を認める。家庭向け料金の規制は残ったままだが、新規の電力会社や、営業地域外の電力会社からも電力を買えるようになる。