2013.04.04.

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在韓米軍司令官:朝鮮半島は非常に危険な状況!

イージス艦2隻を展開・米国防総省!


 サーマン在韓米軍司令官(韓米連合軍司令官を兼務)は2日、板門店でABCテレビのインタビューに応じ、今の朝鮮半島情勢は司令官就任後の約2年間でかつてないほど「危険で不安定」な状況だとし、最大の懸念は軍事挑発につながりかねない北朝鮮の誤った判断だと強調した。一方で、韓米は冷静かつ自信を持って北朝鮮の挑発的な態度に対応するなど、危機状況をうまく管理していると説明した。

 北朝鮮の弾道ミサイルと関連しては、「大陸間弾道ミサイルの技術をまだ十分に示していないが、米国を攻撃する潜在力は持っている」と評価した。

 また、金正恩第1書記の挑発的な発言は北朝鮮内部の状況を意識した面が強いものの、韓国などを威嚇しようと必死になっていると指摘。無謀な発言を繰り返す金第1書記の意図はつかめておらず、北朝鮮のあらゆる威嚇を深刻に受け止める必要があると述べた。

 国防総省のリトル報道官は2日の記者会見で、北朝鮮の脅威に対処するミサイル防衛(MD)の一環として、ミサイル迎撃能力を持つイージス艦「ジョン・S・マケイン」と「ディケーター」の2隻を西太平洋に展開したことを明らかにした。派遣水域に関する具体的な言及は避けた。

 リトル報道官は、北朝鮮が弾道ミサイル発射実験などの挑発を「実行する可能性は排除できない」との認識を示し、イージス艦の展開は米国だけでなく、「日本などの同盟国を守ることにも役立つ」と述べた。

 一方、海上配備型(SBX)の移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の展開については、定期的なシステム試験を洋上で実施中だと説明し、現時点では北朝鮮情勢には対応しておらず、今後の配備計画は未定だと述べた。