2013.04.06.

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米国:対北朝鮮迎撃ミサイル・グアムに配備!

米軍・下北半島沖にイージス艦!


 米国防総省は4月3日、北朝鮮が中距離弾道ミサイルを発射した場合に備え、最新鋭の移動式地上配備型迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」を数週間以内に米領グアムに配備すると発表した。北朝鮮が核兵器を用いた作戦を米側に通告すると表明したことなどを受けた措置で、重要拠点であるグアムの防衛強化を通じて北朝鮮の軍事行動を抑止する狙いがある。

 今回のグアム配備について、国防総省は声明で「北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対して地域の防衛態勢を強化する予防的措置」と述べ、北朝鮮の攻撃を警戒した措置であることを明示した。

 国防総省は先月15日、北朝鮮の攻撃にそなえ、大陸間弾道ミサイルを撃ち落とす地上発射型迎撃ミサイル(GBI)14基をアラスカ州に追加配備すると発表した。今回のTHAADのグアム配備は、これに続くミサイル迎撃態勢の強化策。同省は当初、THAADを15年にグアム配備する予定だったが、朝鮮半島の緊張激化を受け、米テキサス州フォートブリス陸軍基地のTHAAD運用部隊を前倒しして派遣する。

 米軍が北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、イージス艦を下北半島東側とグアム近海に配備したことがわかった。弾道ミサイルが日本列島を飛び越え、ハワイかグアムに向かうと分析した結果だという。北朝鮮の弾道ミサイルが本州を通過すれば、2009年4月の長距離弾道ミサイル「テポドン2」改良型の発射実験以来となる。

 日米韓の政府関係筋が明らかにした。米国は北朝鮮が3日以降、平壌市山陰洞(サンウムドン)の兵器工場から中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程3千km以上)2基を列車に載せて日本海側に移動させた事実を確認した。

 ムスダン2基は現在、移動発射台に積載された状態で北朝鮮東部の江原道旗対嶺のミサイル基地付近に配備されている模様だ。米国などの情報衛星は詳しい位置を把握しておらず、日米韓はムスダンの動向の把握に全力を挙げている。