2013.04.15.

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佐渡沖:石油・天然ガスの試掘開始!

国内最大級の可能性!

なぜ資源の無い国と決め付けてきたのか!


 経済産業省は4月15日、新潟県の佐渡島沖で、石油・天然ガスを掘り出すための調査(試掘)を始めたと発表した。国内最大級となる成田空港10個分の広さの海底に埋まっている可能性があるという。政府が石油や天然ガスの試掘に乗り出すのは10年ぶり。今後、国産エネルギーを開拓するため、海底に眠る資源の調査を本格化させる。

 経産省が佐渡島沖の海底を調べたところ、石油や天然ガスがたまりやすい形の地層が100ukm以上に広がっていた。国内で最も石油が出ている勇払(ゆうふつ)油田(北海道)でも広さは約35ukmで、国内最大の石油・ガス田になる可能性があるという。

 JX日鉱日石開発と独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が3カ月かけて試掘する。佐渡島の南西約30kmの沖合で水深1100mの海底を2700m掘り、石油や天然ガスがどれだけ出るかを確かめる。

 中国との経済水域・EEZの間際で中国は天然ガス試掘から本格稼働に動き、日本近海は「天然ガスや石油が皆無」と言われ・言い続けてきた。原因は、日本での石油掘削や海底油田のプラットホームなど実技に劣るところがあり、資源に対する採掘には恐る恐るやってきたことが現在の惨めさがあるのではないか。

 資源探査は、国家事業であり、民間に金を出せば何とかなるというものではない。今では戦争の発端は宗教戦争になっているが、根本を探れば資源確保戦争である。日本が太平洋戦争に突っ走ったのも元を正せば「資源確保である」といことはまぎれもない事実。

 国の発展の元は、エネルギーの消費であり、技術の開発もエネルギー消費が比例する。いままでの日本は金があったから高い石油・ガスを抱き合わせで買わされてきた。自前の資源を確保できるのか、これからの国家発展の分岐点となる。