大村市民病院：７月に基本設計プロポ・実施へ！

支援業務・システム環境研！

　市民病院の建て替え計画を進めている長崎県大村市。市民病院整備基本設計プロポーザル支援業務をシステム環境研究所に委託した。委託期間は７月末まで。公募か指名かを含め、具体的なプロポーザル要項を策定した上で、７月にプロポーザルを実施する予定だ。

　施設の老朽化や高度医療への対応の必要性から、現在地内の駐車場用地を活用して新病院を建設する。新病院の規模は、延べ１万６０００～１万７０００㎡を想定、診療科目は１８科を維持し、病床数は２８４床から２１４床に縮小する。新病院完成後、本館棟を解体し、駐車場とする。

＜診療科目＞
内科(総合診療、糖尿病専門、神経内科）、女性総合外来、整形外科、
外科（小児外科、乳腺専門外来）、耳鼻いんこう科、皮膚科、眼科、産婦人科、泌尿器科、歯科口腔外科、精神科、放射線科、リハビリテーション科、救急総合診療科、センター外来＝循環器科、心臓血管外科、麻酔科

　既存の心臓血管病センターは、診療機能を新病院に移管するため、診療以外の用途で継続的に活用する方針だ。

建設工事費約６０億７０００万円。
医療機器整備費約１８億円。

　大村市は、１３年度予算で建設改良費として５７００万円を予算化しており、設計者選定後、１３年度から基本設計に着手する。引き続き、実施設計を進め、１４年度前半までにまとめ、１４年度から工事に着手し、１６年度中の完成、供用を目指す。