米戦闘機Ｆ１５：沖縄の東沖に墜落！

パイロットは無事！

　防衛省によると、５月２８日午前８時４５分ごろ、沖縄本島から東へ約１００数十キロの海上で、米空軍の戦闘機Ｆ１５が墜落した。パイロットは無事だという。

　沖縄のアメリカ空軍嘉手納基地によると、アメリカ軍のＦ１５戦闘機が、２８日午前８時４５分ごろ、沖縄周辺の海上に墜落したという。

　また那覇市の第１１管区海上保安本部は、２８日午前９時ごろ、アメリカ軍から、沖縄本島の東、およそ１００kmの海上にアメリカ軍の戦闘機１機が墜落したという通報があり、現在、救助のため、航空機や巡視船を現場海域に向かわせている。アメリカ軍からの通報では、戦闘機のパイロットは機外に脱出したということで、海上保安本部が確認を急いでいる。

　Ｆ１５戦闘機の墜落事故としては、平成１８年１月に、沖縄の嘉手納基地に所属するＦ１５戦闘機１機が、沖縄県うるま市の伊計島の東、およそ７０kmの太平洋上に墜落した事故が起きている。乗っていたパイロット１人は墜落直前に緊急脱出して、およそ１時間後に海上を漂流中に救助された。

　菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「第１報は受けている。詳細については、現在、情報収集中だ。現時点で、人的被害はなく、訓練地域だったと報告を受けている」と述べた。