産廃・不法投棄：２人逮捕・鹿児島！

自分の管理する山林に捨てさせた！

　５月、木くずなどの産業廃棄物を垂水市の山林に不法に捨てたとして、家屋解体工事業の男２人が廃棄物処理法違反の疑いで逮捕された。逮捕されたのは、ともに家屋解体工事業の松本誠哉容疑者（６２）と笑喜和盛容疑者（６４）の２人。　

　警察の調べによると、松本容疑者らは５月１５日、家屋を解体した際に出た木くずやコンクリート片などの産業廃棄物４トンあまりを垂水市高城の山林に不法に捨てた疑い。

　2012年１１月、上空から山林をパトロールしていた県の職員が、山の中に産業廃棄物が大量に捨てられているのを発見。不法投棄が発覚した。

　警察は、５月１５日の午後７時半ごろ笑喜容疑者がトラックで産業廃棄物を持ち込んだところを職務質問。松本容疑者が笑喜容疑者に自分の管理する山林に不法に産業廃棄物を捨てさせていたことがわかり、逮捕した。警察の調べに対し、笑喜容疑者は「鹿屋市内から以前にも産業廃棄物を持ち込んだ」と話していることから警察は余罪についても調べを進める方針。