2013.06.23.

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長崎新市民病院の公募名称:市議会委員会で否決!

横文字に難色か!


 長崎市議会教育厚生委員会は6月19日、長崎市立病院機構が公募し、市の選考委員会が決めた新病院の名称案「長崎みなとメディカルセンター」を反対多数で否決した。現名称の「市民病院」が「市民に親しまれている」のが理由。市議会での反対理由は「言いにくい」「親しみがない」と異論が百出。

 機構は「全国に新病院の名を広めてほしい」との篤志家の寄付100万円を賞金にしていたが、新名称と賞金は宙に浮きそうだ。

 「みなとメディカルセンター」は全国からあった約1万8000件の応募から選ばれた。田上富久市長が5月31日に記者会見で発表。来年2月に変更する予定だった。命名者は福岡県の男性だが、機構は「当選を伝えていない。賞金の扱いは全く未定」と困惑している。

 新市立病院は長崎港や中華街に近い長崎市新地町で建設中だ。総事業費197億円で、2016年5月の全面開業をめざしている。市立病院機構が昨年、関係者の寄付の申し出を受けて新名称を募集。1万8141件の応募があり、福岡県の男性がつけた名前が選ばれた。

 市は開会中の市議会に名称変更の議案を提出したが、19日の教育厚生委員会では不評だった。「お年寄りに横文字は言いにくい」「新しい名称にする必要はない」といった意見が相次ぎ、反対8、賛成1の反対多数となった。26日の本会議でも否決される可能性が高い。

 市立病院機構は賞金を福岡の男性に渡す予定で、「募集をなかったことにはできない」。本会議での採決結果を受けて対応を検討するという。