2013.06.26.

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民主党:高市発言と同じことを言っていた!

原発事故で死亡者いない!

辞任要求に矛盾が出るが!


 民主党の細野豪志幹事長が、「原発事故で死亡者はいない」という発言をした自民党の高市早苗政調会長への攻勢を強めているのだが、民主党政権時代に、政府を代表して国際会議で演説した副大臣が、「原発事故による直接の死者はいない」と発言していたことが分かった。

 「謝罪、撤回で済む問題ではない。高市氏は復興やエネルギー政策に関与するのは適切ではない」細野氏は6月20日、高市氏の「死者ゼロ」発言撤回を受けてこう語り、高市氏に辞任を求めた。

 細野氏は20日朝、都内で行った講演でも「発言は圧倒的に間違っている。(福島第1原発事故を受けて住民を強制退避させる際に)搬送の最中に亡くなった人、お年寄りのストレス死などは原発関連死といえる。災害関連死は3月までに福島で1383人に達する」などと語っていたと指摘した。

 しかし、民主党に放置できない過去が判明した。

 厚労省国際課によると、菅第2次改造内閣だった2011年5月17日、副大臣がスイス・ジュネーブで開かれた世界保健機関(WHO)の年次総会・特別会合に、政府代表として出席。福島第1原発事故に伴う健康被害に関する説明会を開き、国際社会に向けて「原発事故による直接の死者はゼロ。避難している人はたくさんいる」と述べたというのだ。災害関連死については触れなかったという。

 高市氏は、発言について「放射能による死者はゼロ」と釈明している。言葉通りだとすれば、大塚氏の発言との違いはよく分からない。当時、細野氏は原発事故担当の首相補佐官だったが、忘れているのか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「自民党への期待が高いので、かえって高市氏の発言が失望を招く。批判されるのは当然だ。民主党がブーメランを放つのはいつものこと。国民は『おまえがいうな!』と冷ややかな視線をぶつけるだろう。民主党がダメなことは分かっているため、自民党のダメージが圧倒的に大きい」と話している。