2013.07.06.

伊東市環境美化C・新焼却炉:プランテック・完成!

火入れ式・9月本格稼働!


 神奈川県・伊東市鎌田の市環境美化センター更新改良整備工事で、新焼却炉1基が完成し7月3日、火入れ式が行われた。来週から試運転を行い、9月から本格稼働する。工事では2基の焼却炉を新たに設置する。今後、すでに稼働を中止した旧炉の1基を取り壊し、新炉1基の建設を行う。新炉2基が同時に稼働するのは2014年夏、工事全体が完了するのは15年3月という。

 火入れ式では、佃弘巳市長と設計・施工を担当するプランテック(本社・大阪市)の勝井征三社長がボタンを押し、燃焼バーナーに点火した。式会場に用意された画面には、燃え上がる様子が映し出された。あいさつで佃市長は「やっと折り返し地点にきた。大きな市民の期待を認識して、安全につつがなく施工ができるようにお願いしたい」と述べた。出席者は式終了後、完成した焼却炉なども見て回った。

 同センターのごみ焼却施設は1984年に稼働。すでに30年近くが経過して老朽化が進んでいる。焼却炉は2基あり、1基の処理能力は公称で1日当たり100トンだが、老朽化と近年のごみの高カロリー化などで実処理能力は70トン程度に低下している。

更新改良整備工事は昨年8月に着工した。新炉は1基の1日当たりの処理能力が71トン。2基の設置が完了するまでは、新旧による2基の運転を確保しながらごみの焼却を行う。更新改良整備工事の工事費は約29億7千万円。


 長崎県時津長与の焼却炉も現在プランテックが施工承認図面を製作中である。大本命の川崎技研が落札し損ない、じたんだ踏んで悔しがる中、全国で実績を重ねている。さて、承認後の施工体制がどうなるのか注目されるところである。


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