2013.07.25.
25日から訪朝:アントニオ猪木氏・中国国家副主席も!
朝鮮戦争休戦60年記念式典に出席!
維新幹部「猪木氏は、まだ民間人」!
中国外務省は7月24日、李源潮国家副主席(中国共産党政治局員)が25日から28日まで、朝鮮戦争休戦60年の記念行事に出席するため、北朝鮮を訪問すると発表した。アントニオ猪木氏も、25日から北朝鮮を訪問する。
中国指導部要人の訪朝は昨年11月以来。金正恩第1書記とも会談するとみられる。
参議院選挙で当選した日本維新の会のアントニオ猪木氏が25日、中国から、北朝鮮のピョンヤンに入ることが明らかになった。27日に行われる朝鮮戦争休戦60周年の記念行事に出席するため。
これまで25回、北朝鮮を訪問したとしている猪木氏だが、政府は、対北朝鮮制裁の一環として、国民に北朝鮮への渡航自粛を要請している。
北朝鮮の朝鮮中央通信によると、李氏は、北朝鮮の最高人民会議(国会)常任委員会と内閣の招請に基づき、訪朝する。
李氏は、昨年11月に訪朝した全国人民代表大会(全人代=国会)の李建国常務委員会副委員長(党政治局員)より序列が高く、金正恩体制発足以来、中国要人としては最高レベルの訪朝となる。国家副主席の肩書を持ち招請元との釣り合いは取れているが、中国の最高指導部である党政治局常務委員メンバーではない。
中国共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報(電子版)は「北朝鮮が核開発放棄に同意する確率は低い」と分析し、朝鮮戦争の「休戦協定」から「平和協定」への転換、それに向けた米中朝3カ国の協議を提案している。習近平国家主席が李氏に親書を託すことも考えられるが、社交辞令に終わっては関係進展は期待できない。李氏訪朝で中朝関係が回復に向かうかどうかは不透明だ。
参院選比例区で当選した日本維新の会のアントニオ猪木氏の訪問で、複数の維新関係者が明らかにした。維新幹部は「いまの参院議員の任期が満了する28日までは、猪木氏は民間人だ。訪朝に問題はない」と話している。